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タミフルの安全性

やっぱり危ないタミフル―突然死の恐怖
タミフルを使った方がよいのか、使わない方がいいのか?

現在のところの医者の最大公約数的な意見をひとつあげるとすれば、
高齢者や、心臓病、呼吸器疾患、糖尿病、先天代謝異常症、免疫不全、腎臓病といった病気を持っている方や、妊娠28週以降の妊婦といったハイリスク群の方は、死亡するリスクが高いので、タミフルを使用するメリットがあるを思われます。
(もちろんインフルエンザワクチンが特に有効なのもこれらの方々です)

一方、18歳以下の子供で異常行動が増えるかどうか、残念ながら、現在のところ、使用者と非使用者で比べたデータでは、意味のある差(統計的に有意な差)は出てないようです。
つまり「タミフルは異常行動を増やしているかもしれないし、減らしているのかもしれない」というのが現在の状況です。

つまり、上記疾患以外の大人の方では、ほっといても治るので、わざわざ投与する必要はないといえます。「仕事をかかえてどうしても」という方はリスクを理解した上で使用すればよいかと思います。
子供は、低年齢ほどインフルエンザによる死亡率が高いハイリスク群ですが、白黒ついてない薬(タミフル)を積極的に出したがる医者はいないでしょうから、投与されることはまずないので心配ないでしょう。(しかしながら幼児にとってインフルエンザは軽い病気ではなく、志望率の高い危険な病気であることは忘れてはいけません)



さて話は変わりますが、
そもそも医者が処方する薬に、全くリスクがない薬は基本的にはありません。
だから、あらゆる医薬品は、このようにセンセーショナルな本にすることが可能です。

今回まるで、タミフルを使用したことで異常行動がでたように報道されましたが、残念ながら違います。タミフルを使用しようがしまいが、異常行動はインフルエンザ脳症として一定の率で出るのです。
「タミフルを飲まなければインフルエンザになっても異常行動を起こさずにすむ」ということではないのです。

しかし、この本は、まるで、「タミフルを飲まなければ大丈夫」と言わんばかりのセンセーショナルな書き方をしており、扇動的で、かえって誤解を与えているように思えます。

引用元:タミフルの安全性
やっぱり危ないタミフル―突然死の恐怖
インフルエンザになるとタミフルを飲む、これはすでに一般化していることのように思う。

だが、あるテレビ番組で、風邪に薬は必要ない、インフルエンザも同様だ、という医師の発言を聞き、薬に対する抽象的な疑問について真剣に考えるようになった。もちろん、薬すべてを否定するつもりはないけれど、飲む必要のない薬なら、飲まない方がいい。それでも、タミフルを飲まなかったらインフルエンザ脳症になる!というような話に対して、何の情報も持たない私は口を閉じることしかできなかったけれど、この本を読むことで何らかの情報を持つことができた。

たとえば、インフルエンザ脳症(高熱による脳症)というけれど、発熱による脳症のほとんどはインフルエンザシーズン以外で起こっている。つまり、インフルエンザと脳症はかならずしも結びつけられるものでない。また、これらの発熱による脳症は、ある薬を止めることでアメリカでは劇的に改善された(逆に薬によって引き起こされ、それについては現在はすべての医師が見認めるものである)、など。

もちろん、一冊の本ですべてを決めることは危険だが、有無を言わせない一般論に対して、反対意見として読んでおきたい本だと思う。興味がある人はぜひ。
引用元:

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